ベビー服とは着るだけの物ではない

妊娠、出産に直面すると悩むことは多いのではないでしょうか。私も昨年妊娠と出産を経験し、何から手をつけて良いかわからずアタフタとした思い出があります。しかし悩んでいる間にも、お腹の中でですが子供の成長が手に取るようにわかり始めます。実際にお腹も大きくなり始めますしね。悩んでいる暇なく赤ちゃんを迎える準備をし始めなければいけないのですが、比較的ゆっくりとした性格の私は妊娠中期から準備を始めてしまい出産してから、もっと時間をかけて準備すればよかったなと少し後悔したことを覚えています。


そんな私が最初に準備したものはベビー服でした。退院するときに赤ちゃんが初めて外に出るときのもの、そう親から子への二番目のプレゼントです。一番目はもちろん名前ですよね。ベビー用品専門店を何軒もはしごしたのですが、どの店にも有難いことにベビー用品専門店には出産準備に必要なものが記してある冊子が置いてあり、それを参考にしながら夫と真剣に悩んで選びました。しかしまだ性別がわかっていなかったので、男女兼用で着ることが出来る黄色のものを3枚選びました。なぜ3枚かというと、その日着る用、次の日用、汚してしまった時の為の洗い代え用です。冊子にそう記述してあったので、その通りに購入しました。


月日が流れ無事出産を終え、ついに退院の日になり、ベビー服を初めて着せる機会がやってきました。服を着せている間、私が本当にこの子の親になるのだなと改めて実感が湧いてきました。服を着せ終えると、なんと手と足が短すぎて服から出ないのです。一番小さなサイズを選んだのに失敗したのでは、とそのときは不安になりましたが、それは杞憂だったと後々わかることになります。それがわかったのは1ヵ月後で、なんとピッタリのサイズになり、2ヵ月後には足がピチピチで丈が足りなくなり、1歳になろうとしている現在ではもう着れなくなってしまったのです。子供の成長の速度は大人の想像を超えるほど早いのだなと実感しました。こう記してみると、ベビー服というものは子供の成長の一瞬を彩るだけの物の様に思えますが、そんなことは全くないのです。子供が産まれると大抵の親は子供が愛しくて可愛くて、写真や動画をたくさん撮るはずです。その中にたくさんの愛情を込めて選ばれたベビー服が我が子と共に残っていくのですから。ベビー服とは着るためだけのもではなく、一生記憶と思い出に残る大切なものなのではないのかなと私は思うのです。